Category:culture  Tag:おだやかな革命 / 映画 / 自然

背中を押された映画「おだやかな革命」。ステキな映画だったよ。

「地球や自然を汚すような仕事をしたくない。自然の循環の中で生きたい。」

カナダから移住した男性が、とてもわかりやす英語で、なぜ岡山での暮らしを選んだのか、「おだやかな革命」という渡辺智史さん監督のドキュメンタリー映画の中で語っていたシーンがとても印象的でした。彼はまさに循環の中で生き生きと暮らしていた。

10代のころ、環境授業の中で「自然を壊してまでやってはいけないことがある。」と頭によぎったことがあった。でも、自然の一部であるカラダを整えることは実践していても、実際の暮らし全体に関してはまだ行動に移せていなかった。そう、もう地球を汚すような暮らし自体が、自分にとっては心地よく感じられないんだと見つめ直すきっかけになり、モヤモヤしていたものが、目の前の映画を見ることによってスッと晴れていくような気分になりました。

このドキュメンタリー映画では、4つのストーリーが紹介されている。福島原発事故後に福島県の酒造の当主が立ち上げた会津電力のお話。岡山県では、ほぼお金にならなかった地域の間伐材を使って若者が起業、移住する1500人の粟倉村のお話。そこでは地域通貨が流通している。また、岐阜の群上市にある約100世帯の小さな集落、石徹白に移住者が中心となり地域に残る農業用水路で小水力発電事業を立ち上げたお話。秋田県にかほ市にたつ風車を起点に、生活クラブ生協が都市と地方との新しい関係づくりを続けているお話。

それぞれの土地で誰かを、何かを犠牲にすることなく自然の力をかりて小さな循環が生まれ、それぞれの地域で自立し、しなやかに生きていく姿を通して、現代社会が見失った、これからの時代の「豊かさ」や「お金」に依存しすぎない価値観などについて考えさせられる内容でした。何も行動に移さず「頭からそんなこと無理でしょ。」とか「絶対できない。」と議論や批判をするというより、淡々と自ら実際に行動を起こし、チャレンジしている人々の姿に、エネルギーや情熱を感じとても魅力的だった。

出演者は、み〜んな揃っていい顔をしていることに気づき驚いた。本来の自分の役割を思い出し、自然の仕組みの中で本当にやりたいことをただ素直に実践しているとこんなにも、人々のエネルギーが活性化され、働く姿、表情までもが生き生きしてしまうんだなぁと。あるがままの人々の姿や表情がとても美しかった。

本当の美しさはシンプリシティの中に、心地よさの中にあるんだね。ローカルでは繋がりがあるから多少何か予期せぬことが起こってもなんとかなると安心して生きていける。以前から自給自足の生活が一番強いと思っていたけれど、都会は食料もエネルギーも全て依存しているから危ういね。手間をかけて生きる、大きなものに依存せず自立する、足もとをみる、自然の力をかりる、日々を豊かにしていく、自分ごとにしていく、日々の暮らしの中で誰からものを買うのか、つながり、内部循環などなど、映画の中でこれからの豊かさにつながるキーワードがたくさん散りばめられていました。

もう、できない理由を並べずできることからやろう。そう背中を押された気がしました。すでにさまざまな活動を実践されている方々のリアルなストーリーを、一度に感じることができ本当に見てよかったな。気づいた人はもうとっくに動き出しているんだね。個人的には、莫大なお金を動かして、巨大なものや大規模な仕組みを作り続けることは自然の仕組み、調和にかなっていないだけでなくもう時代遅れだと感じる。きっと、大きなものに依存しないこういった小さな行動、おだやかな革命が、これからの世界を変えていく。鶴田真由さんのナレーションもステキだったし、この映画の監督、渡辺智史さんの次のドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」も気になりました。

そうそう、1年中パタゴニアのリュックで過ごしている私ですが、故郷である地球を救うためにビジネスを営むパタゴニアの日本支社は、「生活クラブでんき」がベストだということで、全てではないですが一部で使っているそうです。

私も自分の足元からもう一度再スタート。食だけでなく、暮らし全体をどうハンドリングしていくのか、マインドのささやきではなく、魂、カラダの声に耳を傾け少しずつ実践あるのみ。どのようなプロセスでつくられた電気を使うかということも大切ですが、自分の暮らしを小さくする、適正サイズにすることも同時に大切なこと。本来の自分に合った心地よい食生活やライフスタイルを思い出していくと、実際にそんなにたくさんのもの、エネルギーが必要なくなってくる。自然の仕組みの中に存在する調和と逆行しているキーワードは「もっとたくさん」「もっと大きく」「もっと早く」だからね。

これからのあなたにとっての「豊かさ」とは「心地よさ」とは何ですか?

|おだやかな革命の公式HPはこちら


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自己紹介写真 こんにちは! 穀物菜食(VEGAN)という食スタイルに 出会ってから、ずっとつらかった原因不明の カラダの症状がいつのまにか消えていました。 動物性食品、ナス科の野菜(トマト、じゃがいも、なす、ピーマン、唐辛子)、アルコール、カフェイン、 白砂糖なしのVEGAN LIFE(ビーガン ライフ)を楽しみながら 日々の気になることを綴っています。

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